神宮で行われた4月23日の 広島VSヤクルト戦。4回に代打で登場した前田智徳が、相手のルーキー投手・江村から手首に死球を受け、鬼の形相で詰め寄る場面があった。
死球を受けても声を荒げることの少ない前田選手が、あれほど怒ったのは珍しいこと。両チームの選手やコーチもマウンドに詰めかけ、あわや乱闘といった空気になった。
相手ピッチャーはルーキーということもあり、前田智の形相に涙目になっていましたが、死球に対してはすぐに脱帽して頭を下げていました。ルーキー江村は広島県福山市出身。彼にとっても前田選手は憧れの選手だったようです。
前田智は、かなり辛そうな表情でベンチへと下がって行きましたが、その後の診断で「左尺骨骨折」と診断。左手首の骨折で、長期離脱となるかもしれない怪我を負いました。
41歳の前田選手、ベテラン選手だからこそ体へのケアは人一倍気を使っていたはず。シーズンも始まったばかりのこのタイミングで、9打数4安打という「代打の切り札」が離脱してしまうのは、広島カープにとって痛すぎる。
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