広島カープの大竹寛投手が11月20日、巨人とのFA交渉を終え「巨人・大竹、決定的!」と各誌で報じられました。大竹は埼玉出身ということもあり、どの地域の球団であるかも「考えるひとつの要素です」と答えています。
巨人との交渉で大竹の心を揺さぶった大きなものは、原監督からの生電話だった。
巨人と広島が2006年のオープン戦を倉敷で行った時、大竹投手が先発し4回1安打無失点で抑えた試合に強い印象を持っていた原監督は、
「この日寒くて巨人ベンチも震えていたのに、大竹君は150kmの速球をビュンビュン投げていて、これだけひたむきに投球できるピッチャーがいるんだと強く印象に残った」と大竹投手に生電話で伝え、「日本一連覇を達成できるチームをつくるために力を貸してほしい」とラブコール。
この試合を、そういう目で見てくれていた事に驚き感激した大竹も、「びっくりしたが嬉しかった。当時の自分は無我夢中だった。非常に高い評価をしてもらった」と、喜びのコメントを出しています。
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